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トサミズがキ咲き始めました!

2015年03月17日

こんにちは!
いつの間にかウグイスやシジュウカラ達の囀りが賑やかになっていますね。
園路脇のスミレもボチボチと咲き始めています。

しょうぶ園の上流側、かわさき宙と緑の科学館に続く階段脇でトサミズキが咲き始めました。
そういえば、春の花には黄色が多いですね。タンポポ、ミツマタ、キブシ、サンシュユ、ヤマブキ、マンサク、カタバミ、ヘビイチゴ・・・
生田緑地内で見られる植物をちょっと思い出してみるだけでも、あっという間にたくさんの花の名前が頭に浮かびます。
そういえば最近見たテレビ番組でも、フラワーアレンジメントの講師が「春は黄色の花をテーマにするのがお勧め」、と言ってミモザや黄色いスイトピー、バラ、ガーベラなどを使ったアレンジをしていました。どうやら春の黄色は日本だけではなくヨーロッパとも共通しているようです。


生田緑地で見られる黄色い花々。
まだまだたくさんあります!是非探してみてくださいね。
(右上から時計回りにヒサカキ、ヒュウガミズキ、アイノコセイヨウタンポポ、ミツマタ、サンシュユ、ヤマブキ)


あなぐま

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Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 09:20Comments(0)オススメ情報生田緑地の花情報

ロウバイ咲き始めました!

2015年01月14日

こんにちは!

冬至から約1ヶ月、ほんの少しだけ日中の陽射しに力強さが戻ってきたような気がしますが、来週は大寒、暦の上では一年で最も寒さの厳しくなる時です。春が近づくにつれ、雪も降るに違いありません。今年の冬はあまり雪が降らないといいなぁ、と真っ青な空を眺めながらふと思う今日この頃です。

さて、中央広場近くのかおりの園でロウバイが咲き始めました。漢字で蠟梅と書くこの植物の原産は中国中部。蝋細工の梅の花という意味ですが、こちらはロウバイ科ロウバイ属、バラ科のウメとはまったく違うグループです。花の少ないこの時期に鮮やかな黄色と甘い香りで私たちを楽しませてくれます。
もう少しすれば梅も咲き始め、また少し賑わい始める生田緑地です。

ロウバイ


あなぐま

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Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 09:24Comments(0)生田緑地の花情報

11月植物情報

2014年11月18日

こんにちは!

生田緑地の紅葉もようやく色づいてきました。日が暮れるのも大分早くなってきましたが、夕陽を浴びながら風に舞う落ち葉を眺めるのも良いものです。

さて、生田緑地内で現在紅葉が見られるところは、しょうぶ園周りのイロハモミジの一部、七草峠下のノムラカエデ、民家園内のモミジ類の一部、中央広場のナンキンハゼ、ケヤキ、イチョウ、枡形山のケヤキなどです。メタセコイアの黄葉にはもう少し時間がかかりそうです。
晩秋の花も色々咲いていますよ!例えば東口ビジターセンターから七草峠へ向かう道の崖にリュウノウギクの白い花が咲いています。生田緑地整備事務所前ではヒイラギの花が盛りです。花ではありませんが七草峠ではフユノハナワラビの胞子葉が長く伸びているのを観察することができます。








あなぐま

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Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 16:13Comments(0)オススメ情報生田緑地の花情報

生田緑地の旬情報をお届けします!

2014年10月21日

こんにちは!


このところ朝晩が少し肌寒くなってきましたね。
向ヶ丘遊園駅から生田緑地へ続くカツラの並木も少しずつ色づいてきました。
そうそう、七草峠入口のモミジも大分赤くなってきましたよ!

さて、利用者の皆さまからお問い合わせを頂いた生田緑地の秋の花をいくつかまとめてみました。
10月前後に楽しめる草花について見られる場所も載せていますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
探しながら歩くと秋の散策を一層お楽しみいただけると思います。









あなぐま

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ツリフネソウ

2014年09月23日

こんにちは!

陽の落ちる時間が大分早まっていますね。
5時を過ぎると生田緑地の七草峠では鈴の音のようなアオマツムシの大合唱が始まります。アオマツムシは中国が原産だと言われており、日本人ならだれでも知っているあの文部省唱歌、「蟲のこゑ(虫のこえ)」に登場するチンチロリンと鳴くマツムシとは分類的にも大分違う虫です。
そういえばマツムシの声、この数年間聞いていません。マツムシの住処は開けた原っぱや土堤の草むらなどです。空き地の草むらが減少している都市部ではほとんどこのチンチロリンを聴くことがなくなってしまいました。誰でも知っている音色なのに、本物の音色を聞いたことがある人は案外少ないのではないでしょうか。何だかちょっぴり寂しいですね。

さて、ほたるの里ではツリフネソウが今を盛りと咲き誇っています。
ツリフネソウの名前の由来は諸説ありますが、吊って花を飾る花器「釣船(つりふね)」から来ているというのが有力説です。花はなかなか面白い形をしていて、花柄(かへい)の先にぶら下がるように咲くのが特徴です。花の後ろ側の距(きょ)という管のような部分がクルリと巻いていて、ここに蜜が溜まります。ツリフネソウの花粉を訪れるのはマルハナバチやホウジャクガなどの長い舌を持ち、ホバリングの得意な昆虫たちです。ホウジャクガは長い舌を伸ばして飛びながら蜜を吸っているようですが、時々花の中まで頭を突っ込んでいるのを見かけます。恐らくこの時に花粉媒介の役目を果たしているのでしょう。一方マルハナバチはきっちり花の奥まで潜り込んで蜜を吸いますので、花の側から見ると、こちらの方が上客であるに違いありません。
ツリフネソウの花は10月後半頃まで見ることができますので、もし機会がありましたら是非蜜を吸いに来た昆虫たちを観察してみてください。




あなぐま

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臭いものダブルパンチな名前です

2014年08月18日

こんにちは!

夏休みも折り返していよいよ後半に入りましたね。
お盆休みはどこかへ遊びに行かれましたか?
私はちょっと遠出をして台湾の田舎に遊びに行ってきました。その台湾でも見かけた花が、七草峠で真っ盛りです。

なかなか可愛い花でしょ?
でも名前がちょっとすごいんです。
和名はヘクソカズラ(屁糞葛)と言い、台湾では雞屎藤(日本語に直訳すると鶏尿蔓)と呼ばれています。
なんでそんな名前が付いたのかということは、この植物の葉っぱをちょっと揉んで臭いをかいでみればすぐにわかります。



クラっとするほどの悪臭を放っても、毒草ではないのでご安心ください。それどころか、漢方では鶏屎藤果(けいしとうか)とも呼ばれ、生葉は切り傷やしもやけに、乾燥させた実は肝臓病や下痢などに対しての効用が確認されています。

生田緑地でこの花を見かけたら、是非一度臭いを嗅いでみてください。
ちょっと揉めばすぐに何とも言えない強烈な臭いを体験できます。


あなぐま

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Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 15:41Comments(0)生田緑地の花情報

ツユクサ

2014年07月06日

こんにちは!

生田緑地でもニイニイゼミが鳴き始めました。
いよいよセミたちの季節がやってきますね。

さて、今朝七草峠を歩いていたら、ツユクサが咲いているのを見つけました。
この花、よく見るとなかなかおもしろい作りをしています。
青紫の花弁(花びら)2枚、雌しべ1本、雄しべ2本・・・で、あれ?じゃ、この小さくて黄色い花形のものは??
そう、ツユクサの花には雌しべ、雄しべのほかに良く分からない突起状のものがついているんです。
これはいったい何なのでしょう?



ツユクサの仲間は単子葉植物です。単子葉植物の花の作りは3という数字が基本になっています。
ですから、花びら3枚、雄しべ6本、がく片3枚がツユクサの花の基本的な作りです。

花びらについては、上の方で目立っている青紫のものが2枚、長く突き出した雄しべと雌しべの下にある半透明の白いものがもう1枚で、計3枚になります。

実はこの花のおもしろい所は雄しべです。雌しべと同じくらいの長さの2本、そしてこの2本よりも断然短いものが4本あります。これが先ほど何だろうと言っていた黄色い突起の正体で、仮雄しべといいます。2本の雄しべと仮雄しべのうちの1本は花粉を出しますが、あとの3本の仮雄しべは花粉を出さず、その派手な姿で昆虫を引きつける役目を担っているといわれています。因みにツユクサの英名はDayflower(デイフラワー)、1日で命を終える儚さがこの名前の由来でしょうか。透明感のある繊細な姿とは表裏をなす、したたかな戦略を持つ路傍の雑草です。

あなぐま

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Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 13:37Comments(0)生田緑地の花情報

今週末見頃です!

2014年06月04日

こんにちは!

長年しょうぶ園の管理をしている職人の予言通り、今週に入って日陰の花が咲き始めました!
今週末、いよいよ見ごろを迎えます!




あなぐま



  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 08:41Comments(0)生田緑地の花情報

生田緑地ばら苑は6月1日(日)まで開苑しています

2014年05月28日

こんにちは!

生田緑地のしょうぶ園、やっと数株が開花しましたが、見ごろを迎えるのはまだもう少し先のことになりそうです。もう少し咲いてきた頃に状況をお伝えしますね。

さて、今週見逃してはならないものといえば、やはりばら苑です!
開苑は次の日曜日、6月1日までです。

生田緑地のばら苑は春と秋に公開されますが、春にはおよそ533種、4700株のバラが開花するそうです。
少し見ごろを過ぎてしまったと聞いたので、急いで見に行ってみましたが、遅咲きの品種はまだまだ綺麗で、今週末ごろまで良い感じで見られそうでした。




今日見たバラの中からいくつか紹介しますね。
写真の左上段はピンクアイスバーグという品種です。何だかちょっと台湾の客家花布の色合いに似ています。
左下段がシャルロット・オースチン、イングリッシュローズの中でも完成度が高く、人気のある品種です。
右中段はプリンセス・ミチコ、皇后様が皇太子妃の頃にイギリスのディクソン社から贈られた品種です。
右下段はザ・シェファーデス、2006年に作出された品種です。



甘い香りに包まれたばら苑を歩いていると、それだけで何だかとても贅沢な気分になります。ボランティアの方に声をかけると親切に教えてくれますので、バラのことは何もわからないという方でも、バラについて色々知ることができますよ。

生田緑地ばら苑についての詳細は
ここをクリック!


記:あなぐま



  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 17:59Comments(0)生田緑地の花情報

アジサイ咲きますように!

2014年05月25日

こんにちは!

今日は勤務日ではなかったのですが、生田緑地のあじさい山でアジサイハバチの幼虫駆除にボランティアとして参加、ちょこっと応援隊員してきました。

生田緑地で活動するボランティアグループ「生田緑地の雑木林を育てる会」の皆さんが手入れしてくれているあじさい山ですが、開花を前にアジサイハバチの幼虫に葉を食い荒らされています。
このままではアジサイの花が大ピンチ!ということで、雑木林を育てる会では急遽アジサイハバチの幼虫駆除ボランティアを募集していたのでした。今日参加してくれた人の中には何と遠く国分寺から駆けつけてくれた人もいましたよ!本当にうれしい限りです。


今あじさい山のアジサイの葉はこんな状態。

アジサイの葉が虫食い状態に!

そして葉っぱの裏側には・・・

これがアジサイハバチの幼虫

これがアジサイハバチの幼虫!

生田緑地では生態系保全の観点から、園内での殺虫剤使用を極力避けています。
そんなわけで幼虫の駆除は一匹ずつ手でつまんで行います。
ほんの一時間ほどで100匹を超える幼虫が袋の中に。

アジサイハバチも生物ですから、生田緑地の生物相の豊かさを構成するれっきとしたメンバーの一員です。。。でも、みんなが楽しみに待っているアジサイにも綺麗に咲いて欲しい。。。。
そんなジレンマとも戦いながら黙々と幼虫取りに励む有意義な時間でした。

記:ゴンちゃん  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 15:25Comments(0)生田緑地の花情報

シモツケソウ

2014年05月23日

こんにちは!

このところ七草峠付近では渡りの途中のホトトギスが盛んに鳴いています。ホトトギスの聞きなし、「特許許可局」、「本尊掛けたか」、「てっぺんかけたか」などいくつかありますが、皆さんにはどのように聞こえますか?
私には「免許取ったか」に聞こえます。とーっても昔のことですが、自動車の教習所に通っていたころ、教官になかなか合格のハンコを押してもらえなかったとき、とぼとぼと歩く帰り道に頭の上を飛んで行ったホトトギスの鳴き声がふとそんな風に聞こえてしまったのでした。それ以来この「免許取ったか」がプレッシャーとなり、一刻も早くホトトギスの呪縛から逃れたい一心で、せっせと教習所通いに励んだという、若き頃の思い出です。

さて、生田緑地整備事務所の石垣の上で、シモツケソウが咲いています。
こう見えてバラ科の仲間で、よく見ると花弁も5枚です。とても似た名前の植物にシモツケがありますが、こちらはバラ科シモツケ属の木本で、シモツケソウの方はシモツケソウ属の草本です。花も似ていてなんだかちょっとややこしいので、この二つの植物を同じ植物と間違って覚えていらっしゃる方、結構多いんです。実は私も昔、この2種が同じだとばかり思っていました。

整備事務所の石垣をしげしげと眺めていく方はあまりいらっしゃいませんが、石の隙間を良く見ると、いろいろな植物が生えていて、いつも何かしらの発見があります。今は白花のムラサキツユクサやユキノシタなどが咲いてますので、機会がありましたら是非のぞいて見てくださいね。




記事:あなぐま

  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 15:16Comments(0)生田緑地の花情報

ばら苑行ってきました

2014年05月19日

ばら苑をのぞいてきました。
5月17日土曜日5分咲きということでした。

ばら苑1

ばら苑2

ばら苑3

皆さん写真を撮ったり、芝生でお弁当食べたりと楽しんでいらっしゃいました。
お帰りの祭にはぜひ生田緑地にもお寄りください。

記:ゴンちゃん  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 19:38Comments(0)生田緑地周辺情報オススメ情報生田緑地の花情報

かおりの園で見ごろです

2014年04月26日

こんにちは!

中央広場のとなりにあるかおりの園で、ライラックとゲッケイジュが見ごろとなっています。

ライラックの和名はムラサキハシドイ。花が枝の先に集まって咲くのでこんな名前が付いたそうです。本来は涼しいところが好きな花のようですが、ここ生田では元気にたくさんの花をつけています。




ゲッケイジュはローレルやベイリーフとも呼ばれ、乾燥した葉はキッチンでおなじみの香辛料ですが、どんな姿をした木なのかという事をご存知の方はあまり多くないようです。興味のある方は是非かおりの園でゲッケイジュの”生きた姿”をご覧になってみてください。


  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 16:26Comments(0)生田緑地の花情報

白いブラッシ出現!

2014年04月20日

こんにちは!

生田緑地には最近、朝から焼酎をグイッとひっかけている飲兵衛鳥がいます。
その正体はセンダイムシクイ。チヨチヨビーという鳴き声を、昔の人は「焼酎一杯グイー」と聞きなしました。センダイムシクイはちょっとウグイスと似ていますが、目の上に薄黄色の太い線が入っています。なかなか見つけにくい鳥ですが、もし焼酎一杯グイーを近くで聞くことがありましたら、是非姿を探してみてください。


ウワミズザクラ

さて、生田緑地の東口、民家園の入口付近でウワミズザクラが見ごろになっています。白いブラシのような花がとても綺麗です。蜜を沢山出すのでしょうか、ウワミズザクラの花にはミツバチを始め、様々な昆虫たちが集まってきます。英名をジャパニーズ・バードチェリー(Japanese Bird Cherry )と言いますが、その名の通り、実が色づき始める頃になると、今度は鳥たちがこの実を食べにやってきます。ウワミズザクラは動物たちの大事なレストランとなっている木です。




  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 17:15Comments(0)生田緑地の花情報

黄色がいっぱいです!

2014年04月07日

こんにちは!

少し肌寒い日が続いていますね。今日の生田緑地はお日様に照らされて光る桜吹雪がとても綺麗です。

さて、淡いピンクのソメイヨシノの次は鮮やかな黄色です!
奥の池や岡本太郎美術館付近でヤマブキが咲き始めました。レンギョウ、タンポポ、カタバミ・・・ちょっと辺りを見回すだけで色々な黄色を見つけることができます。
雑木林の木々も少しずつ芽吹き始めています。柔らかな緑色、ウグイス達の囀り、それから、しょうぶ園のカエル達の合唱も始まりました。にぎやかな生田緑地でぜひ、素敵な宝物を見つけてみてください。




  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 15:04Comments(0)生田緑地の花情報

桜咲き始めました!

2014年03月28日

こんにちは!

昨日の雨とは打って変わって、気持ちの良い青空が広がっている生田緑地です。いつの間にかツバメも舞い始め、コケをくわえたシジュウカラたちは巣作りに忙しい様子です。

東口ビジターセンター前のコヒガンが見ごろになりました。コヒガンはエドヒガンとマメザクラの交雑種ではないか言われていますが、その詳しいルーツは良く分かっていません。花の大きさはソメイヨシノよりも小さいですが、ピンク色が少し強く、なかなか可愛い桜です。



生田緑地の桜は今朝の時点で七草峠が1~2分咲き、枡形山広場で2~3分咲きになっていますが、枡形山広場では一本だけ見ごろを迎えた枝があり、人だけでなく、メジロたちも嬉しそうな様子でこの枝の花を訪れていました。



桜のほかには、かわさき宙と緑の科学館から菖蒲園へ降りる斜面のトサミズキ、中央広場付近のかおりの園のミツマタ、つつじ山のハクモクレン、七草峠の坂を上がりきる手前の右手土手に植栽されているユキヤナギなどが見ごろを迎えています。いよいよ賑やかになってきた生田緑地、29日(土)、30日(日)には民家園で「夜桜民家園」も開催されますので、是非花の生田緑地をお楽しみください。
(※ 夜桜民家園についての詳細はこちらをご覧ください→ 夜桜民家園~古民家ライトアップ





  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 12:34Comments(0)生田緑地の花情報

ジンチョウゲが咲き始めました♪

2014年03月18日

こんにちは!

今朝整備事務所の前を歩いていると、頭の上からスココココ・・・という大きな音が聞こえてきました。見上げてみるとアオゲラがしきりにエノキの大枝をつついていました。ちょっと軽い音がしていたのは、つついているところが枯れていたからです。なるほど、こんなところに枯枝があったとは。。。こんな風に動物たちからも色々なことを教えてもらいながら仕事をしている日々です。

さて、昨年の秋に植栽した科学館前のジンチョウゲが咲き始め、辺りに甘い香りが漂っています。
ここの植え込みにはピンク色を帯びた普通のジンチョウゲと、白花のジンチョウゲが交互に植栽されています。



ジンチョウゲは中国からヒマラヤにかけてが原産で、日本に伝わったのは室町時代中期ごろではないかと言われています。雌雄異株ですので、雄の木と雌の木がありますが、日本で見られる木のほとんどは雄株です。もしかしたら昔大陸から持ち込まれた木のほとんどが雄株だったのかもしれませんね。そのため日本のジンチョウゲの大半は種をつけませんので、増やすには人が一本ずつ枝を取り、挿し木をする必要があります。それを踏まえた上で、改めて自分の家の近所にどれくらいの数のジンチョウゲが植えられているかということを想像してみると、ちょっとびっくりしませんか?


  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 10:11Comments(0)生田緑地の花情報

梅が見ごろです♪

2014年02月25日

こんにちは!

雑木林にはまだまだたくさんの雪が残っている生田緑地ですが、それでもシジュウカラやヤマガラ達のさえずりが急に賑やかになり、メタセコイアの林ではカラス達が巣作りをはじめています。

園内随所に植えられた梅の木も、この数日で一気に花開きました。
特に80本以上の梅の木が植えられている梅林では、辺り一面に良い香りが漂っています。



早咲きのものから遅咲きのものまで、30種類以の品種を楽しむことができますので、機会がありましたら是非足を運んでみてください。





  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 13:20Comments(0)生田緑地の花情報

想像すると相当痛いです・・・

2013年08月27日

こんにちは!

ママコノシリヌグイ、何だかとても変わった名前ですが、名前の由来はこの植物に生えている鋭いトゲです。



こんな葉っぱでお尻を拭われたら、きっと涙が出るほど痛いに違いありませんが、むかしの日本に継母が継子のお尻をこの葉っぱで拭う習慣があったわけではありません。あくまで命名者である牧野富太郎の想像の世界から生まれた名前です。

  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 14:35Comments(0)生田緑地の花情報

カラスウリの花が盛りです

2013年08月12日

こんにちは!

 毎日うだるような暑さが続いていますね。生田緑地でもミンミンゼミの鳴き声に混じってクマゼミが鳴いています。あのシャワシャワシャワというけたたましい声を聞くと、なんとなく暑さも倍増するような気がします。
 さて、日中の肌を突き刺すような日差しも傾き、辺りが薄暗くなってくるとカナカナゼミの大合唱が始まります。多くの人が家路を急ぐ日没の頃、垣根の上や林縁の草むらでひっそりと開き始めるのがカラスウリの花です。花には雄花と雌花があり、花粉を媒介しているのは長い花筒の奥にある蜜まで舌を伸ばすことができるスズメガだと言われています。花の命はとても短く、日暮れから夜明けまでのたった一晩限りで、朝陽が昇り始める頃にはすっかりしおれてしまいます。



  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 14:35Comments(0)生田緑地の花情報