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ヒヨドリジョウゴ

2013年07月30日

こんにちは!

何だか葉っぱがアサガオみたいな形をしていますが、ナス科ナス属の仲間です。
ヒヨドリジョウゴという名前の由来はこの植物の赤い実をヒヨドリが好んで食べるからだということですが、実はヒヨドリが食べているところ、一度も見たことがありません。。。
全草にソラニンという毒を含んでいるため、少なくとも人間は食べない方が良さそうです。


  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 13:51Comments(0)生田緑地の花情報

台風シーズンが来る前に

2013年07月22日

こんにちは!

いつの間にかミンミンゼミが元気よく鳴きだしましたね。

今日は朝から主要園路でサクラなどの枯枝剪定を行っています。
台風シーズンが来る前に切り落としておかないと、強風の折に枝が園路に落ちてくる可能性もあります。
来園者のみなさまに危険があってはいけないと、枯枝を探す職人さん達の厳しい眼が光ります。

登攀装備を使ってあっという間に高いところまで登って行き・・・



器用に片手で枯枝を切り落としていきます。
普通の人にはとても真似できない職人技ですね。かっこイイ!



  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 14:01Comments(0)生田緑地の魅力

日比野克彦さん公開制作

2013年07月18日

こんにちは!

昨日17日が日比野さん公開制作の最終日ということで、見に行ってみました。
照明を抑えた大きな部屋、ピンと張りつめた空気の中で、たくさんの視線を背に受けながら、日比野さんは静かに描いていました。
なぜだか昔チベットで砂曼荼羅を描いているところに出くわした時のことを思い出しました。多くの人が見守るなか、曼荼羅は下絵の無い大きな板に描かれて行きました。あの時は100人を越えるお坊さん達の低い読経の声が響き渡っていましたが、昨日は見守る観客一人一人の思いが部屋の中に満ちていて、静かだけれど、何かとても動的なものを感じました。すごく不思議な感覚を体験した午後のひと時でした。



この公開制作での作品は岡本太郎美術館にて7月20日(土)からの企画展「Hibino on side off side 日比野克彦」展で見ることができるそうです。

川崎市岡本太郎美術館  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 09:10Comments(0)生田緑地の魅力

ニイニイゼミの抜け殻

2013年07月17日

こんにちは!

草むらでニイニイゼミの抜け殻を見つけました。
ニイニイゼミはこのあたりで一番早く鳴き始めるセミです。抜け殻に泥がついているので、一目で他のセミの抜け殻と区別がつきます。7月の初めごろから8月にかけてあまり抑揚を付けずにジ~~~と鳴いています。もうしばらくするとけたたましいアブラゼミやミンミンゼミの鳴き声も聞こえてくることでしょう。

  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 14:42Comments(0)生田緑地の魅力

ツヅミミノムシ

2013年07月15日

こんにちは!

ウメの木の上で何か小さなものがパタンと動いたので、何だろう??と思ってみて見ると、正体はツヅミミノムシでした。



中のイモムシは扁平な鼓(つづみ)型の鞘から頭を出し、体を伸ばしては縮め、伸ばしては縮め、という風に歩きます。鞘の中は空洞で両端に切れ目が入っていますので、左右どちらからでも頭を出すことができます。なかなかの臆病者で、ビックリするとサッと鞘の中に隠れてしまいますが、暫くすると恐る恐る頭を出して辺りをうかがい、再び歩き始めます。

ツヅミミノムシはミノムシと付きますが、ミノガの仲間ではありません。本名をマダラマルハヒロズコガといい、ヒロズコガ科というグループに入ります。舌を噛まずに3回言えた人を褒めてあげたい!と言いたくなるような名前ですが、斑丸翅広頭小蛾という漢字を見ると、「なるほど」と思います。成虫は羽を広げると2㎝くらいで、確かに翅にまだら模様があります。  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 10:00Comments(0)生田緑地の魅力

宙と緑の科学館展示室

2013年07月14日

こんにちは!

生田緑地の科学館と言えばプラネタリウムが大人気ですが、実は同じ1Fにある展示室もなかなか見ごたえがあります。
展示室は無料で誰でも気軽に入ることができます。



川崎市の自然が「大地」「丘陵」「まち」「多摩川」「生田緑地ギャラリー」の5つのテーマで解説されています。
展示には身近な自然をより身近に感じることができるような仕掛けがいっぱいですし、標本や模型には解りやすい説明が付いています。



夏休みの自由研究で家の周りの自然を調べてみよう!と思っている子ども達には、きっと役立つ情報が盛りだくさんなはずです。
暑い夏、散策途中にちょっと涼みたくなった時など、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

宙と緑の科学館展示室の詳しい情報はHPで確認できます。

かわさき宙と緑の科学館

  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 17:35Comments(0)生田緑地の魅力

民家園のお団子屋さん

2013年07月07日

こんにちは!

梅雨も明けていよいよ夏本番ですね。
生田緑地ではニイニイゼミ達の声もだんだん賑やかになってきました。
蝉の鳴き声を聞きながら緑に囲まれた民家園を巡っていると、ここが都会の真ん中だということを忘れてしまいそうになります。

この民家園の一角に、いつも賑わっているお団子屋さんがあります。場所は「信越の村」エリア山下家前の広場です。




「一番人気は何といってもみたらし団子です!」とお店の人が教えてくれました。




それから、生田緑地オリジナル和菓子の民家園もなか、太郎の夢、宙からの贈り物や、栃の実大福、のし餅、ずんだ餅といった、お土産にピッタリなお菓子も売られています。



民家巡りで小腹が空いたり、ちょっと一息入れたいと思ったときは、是非このお団子屋さんを探してみてください。

  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 13:59Comments(0)生田緑地の魅力

アジサイもう少し大丈夫です

2013年07月07日

こんにちは!

生田緑地のアジサイ、まだまだ綺麗ですよ!
私のお勧めは朝早めの散策です。
やさしい木漏れ陽が青紫色の花をキラキラと輝かせています。

もちろん、昼間の炎天下、ちょっと涼しい気分になりたいときにも、あじさい山の木陰はお勧めのスポットです。



  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 10:48Comments(0)アジサイ

草地のカモメです

2013年07月06日

こんにちは!

なかなか渋い色の花だと思いませんか?
コバノカモメヅルと言います。
ちょっとおもしろい名前なので由来を調べてみたところ、対生の葉っぱがカモメの翼に似ていることに由来すると、ある本に書いてありました。
花の直径は1cmほどで、背の高い草に絡みついて咲きます。種名にコバ(小葉)と付くのは、これよりもっと葉の幅が広くて大きいオオカモメヅルがあるからだと思います。

  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 15:38Comments(0)生田緑地の花情報

ヒルとつきますが・・

2013年07月03日

こんにちは!
ハンノキ林でオオミスジコウガイビルに会いました。名前にヒルと付きますが、コウガイビルの仲間はいわゆる動物の血を吸う”蛭”とは全く違う仲間です。このところ丹沢近辺などで問題になっているヤマビルは環形動物門顎ヒル目ヒルド科という仲間に入ります。一方写真のオオミスジコウガイビルは扁形動物門ウズムシ目コウガイビル亜目コウガイビル科です。

動物は門→鋼→目→科→属→種という順番で分類されていきます。属が同じだとかなり近い仲間同士ということになり、門が違えばかなり遠い存在ということになります。つまり、オオミスジコウガイビルとヤマビルは見た目は似ていても、かなり他人のそら似度が高い関係にあるのです。

このオオミスジコウガイビル、中国原産の外来種で、大きいものになると1m近くにも成長します。肉食でカタツムリやナメクジ、ミミズなどに巻き付いて腹面の口吻を伸ばして消化します。

  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 12:29Comments(0)生田緑地の魅力