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期間限定カフェやってます!

2013年11月25日

こんにちは!

このところ朝夕の冷え込みがぐっと厳しくなりましたね。高尾の近くにある私の家では、早朝に車のフロントガラスが凍るようになってきました。生田緑地のモミジも、この数日でずいぶんと深い色合いに変わってきました。

さて、来てくださるお客様により生田緑地の秋を楽しんでいただきたいと、日本民家園では紅葉期間だけの、"週末限定” カフェをオープンさせました。カフェの名前は「民カフェ さら」、場所は正門を入ってすぐの原家住宅です。

普段民家園で働くスタッフを中心に、生田緑地のJV職員がウェイター、ウェイトレスを務めています。なにしろ民家園初の試みですので、みんな最初はちょっと緊張しましたが、今では笑顔でお客様をお出迎えできるようになりました。




原家住宅は川崎市の重要文化財となっている建物です。リビング・ヘリテイジ(生きた文化財)という言い方がありますが、この家に人々が集い、ゆったりとした時間の中で楽しげに語らっているのを眺めていると、建物が久々に本来の機能を取り戻し、ふっと息を吹き返したように感じます。




民カフェさらの営業日は11月9日(土)・10日(日)・23日(土)・24日(日)・30日(土)・12月1日(日)です。営業時間は11時~16時(ラストオーダー15時半)。

スタッフ一同心より皆様のお越しをお待ちしております!!




民カフェについての詳細


川崎市立日本民家園


  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 10:52Comments(0)生田緑地の魅力

紅葉見ごろです!

2013年11月21日

こんにちは!

このところ東北地方の日本海側ではみぞれ交じりの雨が続いているようです。この雨も次第に雪に変わり、北国はすっぽりと雪に覆われます。そうなると晴天続きになるのが関東地方、ここ生田緑地でもすっかり色づいた木々の葉が柔らかな陽に照らされて美しく輝いています。

中央広場から枡形山へ向かう七草峠では、イロハモミジが綺麗です。



この品種の葉は春に臙脂色をしており、夏になると清々しい緑色に変わり、秋には紅色に色づきます。



藁ぶき屋根を背景に眺める紅葉はことさら風情がありますね。



生田緑地ではメタセコイヤ、トチノキ、イチョウ、コナラなどの黄葉も見事です。
晴れた日の休日は是非晩秋のカラフルな森を見に来てくださいね!


  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 15:13Comments(0)生田緑地の魅力

野鳥観察会

2013年11月17日

こんにちは!

今日の午前中は生田緑地で野鳥観察会がありました。この観察会はかわさき宙と緑の科学館が定期的に行っている自然観察会で、月に3回、日曜日に行われています。ガイドは生田緑地で活動するかわさき自然調査団で、テーマは日によって植物、鳥、昆虫、キノコ、地層などいろいろあり、無料でだれでも気軽に参加することができます。
朝10時に科学館前を出発して、ゆっくりと森の中を歩きながら鳥を探します。今回の観察会で見られた鳥は、モズ、ウグイス、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワ、コゲラ、アオジなど、合わせて15種類でした。



野外で鳥の観察をするとき、姿形だけではなく、鳴き声を一緒に覚えておくと、今自分の近くにどんな種類の鳥がいるのかを知るための大きな手がかりになります。例えばウグイスは春から夏にかけてホーホケキョと囀りますが、冬の間は藪の中でジャッ、ジャッと低い声で鳴きます。この似ても似つかない二つの声が同一の鳥のものであると想像することはとても難しいと思いますが、ガイドさんはそんな鳥の探しかたのコツなどを詳しく解説してくれます。



自力で鳥を覚えようと思うと非常に長い時間がかかりますが、熟知した人にヒントをやコツを教えてもらうことで、短い時間でより多くの鳥を知ることができます。そして鳥探しのコツがつかめて来ると、野鳥の観察はもっともっと楽しくなっていきます。

さて、次回の野鳥観察会は12月15日です。
「よし、今年は鳥を始めてみるか!」という方は是非次回の観察会にお越しください。

かわさき宙と緑の科学館ホームページ

かわさき宙と緑の科学館主催 生田緑地観察会についての情報


かわさき自然調査団のホームページ





  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 15:11Comments(0)生田緑地の魅力

青空ピラティス

2013年11月16日

こんにちは!

今日は昨日の冷たい雨が嘘のような暖かな日となりました。
この気持ちの良い青空の下、岡本太郎美術館の母の塔前ではピラティスの教室が開かれました。
今回開催されたのは、講師の宮井典子さん考案のスローピラティスです。スローピラティスは、ピラティスをベースに、ヨガやスロートレーニングの要素を取り入れた、ゆっくり動くことによってみんなが無理なく安全に行うことができるエクササイズです。



陽だまりハッピーエクササイズ!
参加された皆さん、本当に気持ちよさそうでしたよ!



実はこの企画、生田緑地で新しく始まった女性による企画チーム、森のにじが手掛けた初めての仕事です。
チーム森のにじは生田緑地を訪れてくださる皆さまに気持ちよく、そして楽しい時間を過ごしてもらえるようなアイディアを、女性ならではの優しい視点から実現してこうという志のもとに、生田緑地で働く女性を中心に結成されました。
皆さんの「生田緑地でこんなことやってみたいな」、「生田緑地のこんなところが変わるといいな」、というアイディアを少しずつ実現していこうと、メンバー一同張り切っております!
  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 23:00Comments(0)生田緑地の魅力

朝一番の発見

2013年11月07日

こんにちは!

今朝ほたるの里の木道の上で、アズマモグラが死んでいるのを見つけました。秋時雨に濡れてポツンと落ちていたモグラの死骸、いったいこのモグラに何があったのでしょうか?

頭部に穴があいていて頭蓋骨も割れていることから、たまたま地上を歩いているときにカラスやモズなどの鳥か、またはタヌキやネコなどの哺乳類に襲われてしまったようです。いずれにしても私がここを通る少し前まで、この木道の上で何かがこのモグラを食べようとしていたに違いありません。

モグラは普段土の中で生活しているので、めったに姿を見ることはありません。見たとしても大概はこんな風に冷たい骸となった姿です。それでもごく稀に地上で徘徊しているモグラを見かけることがあります。そんな日は、もしかしたら何か良いことが有るかもしれないと、少しウキウキした気分になります。


  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 11:08Comments(0)生田緑地の魅力

民家園まつり

2013年11月04日

こんにちは!

昨日11月3日は文化の日でした。生田緑地の日本民家園では入園料無料の民家園まつりが開催されました。それぞれの住宅ではむかしの生活に関係した様々な催しがあり、午前中から大勢のお客さんにお越しいただきました。


三澤家で行われていた機織り。このあたりで機織りを見られる場所がほとんど無いためか、立ち寄った人たちはみんな興味深々で食い入るように眺めていました。




むかし遊びのコーナーでは、ちびっこ達が大人に手伝ってもらいながら藁でできた蓑(みの)や笠を身に着けていました。みんな結構さまになっていました!




輪回しは竹や鉄でできた輪を棒で押して歩くだけの単純な遊びですが、うまくころがすには少々コツがいります。バランスが崩れると輪は左右にブレてそのうちぱったりと地面に寝転がってしまいます。そうならないように転がそうとするとついつい目が輪に釘づけになり、周りが見えなくなってしまいます。
今の日本では輪回しをする子ども達を見ることはほとんどありませんが、東南アジアやインド・ネパールなどではまだまだこの遊びが現役です。




竹馬はコツをつかむまでがちょっと怖いですが、バランスが取れるようになると、これに乗ったまま走ることも可能です!
最初は大人に支えてもらいながらの練習ですが、みんなしばらくすると一人で歩けるようになります。私が遊び盛りの子どもだった昭和の時代はコンピューターゲームが無かった代わりに、大概のおもちゃ屋さんにスチール製のカラフルな竹馬が置いてあり、友達にもそれを持っている子がたくさんいました。
実は竹馬もアジア共通の遊びで、色々な場所で日本とよく似たものを見かけます。時々懐かしくなって現地の子ども達から借りて乗ってみますが、日本で竹馬乗りをマスターしていれば外国に行っても楽しく遊ぶことができますよ。もちろん竹馬に国際免許はいりません!(笑)




むかしの遊びの他に、伝統技術の実演や、布の頒布、竹細工やわら細工の頒布会などもありました。







船越の舞台は三重県の旧英虞郡船越村(現志摩郡大王町船越)の船越神社境内にあった歌舞伎舞台です。建てられたのは安政4年(1857)、民家園に移築されたのは昭和48年(1973)のことです。
この舞台では秋川歌舞伎「あきるの座」の公演がありました。秋川歌舞伎は明治時代に旧秋川市二宮で始まった二宮歌舞伎の流れをくみ、その伝統を現代に伝える農村歌舞伎です。平成12年に東京都の無形民俗文化財の指定を受けており、現在老若男女合わせて約80人の座員が役者から道具や衣装の作成までの全てをこなしているそうです。



この日の演目は絵本太功記二段目「本能寺の場」(えほんたいこうきにだんめ ほんのうじのば)、雛鶴三番叟(ひなづるさんばそう)、舞踊 京の四季(ぶよう きょうのしき)です。
誰もが知っている太閤記は豊臣秀吉の物語ですが、今回上演された絵本太功記は秀吉に滅ぼされた明智光秀を主人公とした物語です。本能寺の変で織田信長を破った明智光秀がその後天王山の合戦で敗れ、羽柴秀吉に滅ぼされるまでの三日天下が題材となっています。物語は全十三段となっており、武智光秀(明智光秀)が小田春長(織田信長)に対する謀反を決意する天正10年6月1日から真柴久吉(羽柴秀吉)との戦いで敗れ、落武者狩りの手にかかる6月13日までの13日間が一日一段という構成で描かれています。

今回演じられた二段目本能寺の場は天下統一を目前にした春長が本能寺で酒宴を楽しんでいるところから始まります。宴も果て、春長や同席していた皆が寝所に引き上げると、その晩遅く武智光秀の軍勢が本能寺に攻め入ります。春長から小田家の旗印を託された側室阿野の局は春長の孫三法師丸とともに落ち延びていきます。腰元しのぶは、兄が光秀側の武将であったため、わが身の潔白を証明するために森蘭丸の介錯により自害します。光秀の配下である安田作兵衛は森蘭丸との一騎打ちで敗れてしまう、というのがこの場のあらすじです。






こんな風にたくさんの催し物が開催された民家園まつり。実は何軒かの住宅は休憩所として解放されていて、よくご存じの方たちは持ってきたお弁当を広げてのんびりと楽しい時間を過ごされていました。今年いらしていただいた皆さま、今年を逃してしまった皆さま、来年の文化の日には是非民家園へお越しください!




  


Posted by 生田緑地運営共同事業体 at 13:10Comments(0)生田緑地の魅力